このルックスだから仕方がない事だと思うが、モラルを欠いた中年男性に業務中にも関わらず卑猥な誘いを受けてしまう彼女。 夕暮れの河辺を2人で歩きながらそんな話を僕は偽善者を装い親身になって聞いていた。 企業の受付という仕事は漠然と想像する以上にストレス社会のようだ。 上司にもセクハラを受けたりと嫌な事が多いのだとか。
この様な話をしてくる女性に対し、ただ同意共感をしているだけで僕の好感度が自然に上がっていくので僕にとっては好都合だった。
夕暮れ時と言うのは何故こうも雰囲気が良くなるのだろうか。 彼女とクレープを食べて辺りを見回すといつの間にかすっかり陽は落ち暗くなっていた。
川沿いの公園をなんとなく2人で歩き目についたベンチに2人で腰をかけた。 するとそっと身体を預けてくる彼女。 顔を寄せキスをすると明らかに彼女の表情が変わっていた。
そして公園を後にし、僕達はホテルに入り関係を持った。
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